禁断のコーヒーエネマ(浣腸)

今回はコーヒーエネマ(浣腸)と言われる行為についてお伝えしていきます。

2010年にこれらの行為を未成年患者に行い逮捕されています。
こんなものが『便秘に効く』『デトックス』『宿便を出して美肌に』などなど
詐欺の謳い文句で販売されているのですから注意が必要です。

いまだに販売されており、YOUTUBEでも怪しい宣伝がされています。

潰瘍性大腸炎の方はもちろんですが、こんなもので腸内を洗浄すれば
炎症はもっと広がりますので絶対にしてはいけません。

今回は健康な人を破壊する商品・行為なのでやってはいけません。

 

 

コーヒーエネマ(浣腸)とは

別名コーヒー浣腸ともいいます。
名前を変えて今でも販売されており、便秘が治ったり肌がきれいになったなど
購入を促進するようなサイトが多く存在しています。

浣腸の一種であり、コーヒーを肛門より入れて、直腸と大腸を「清掃する」事を目的とした行為。
今日では医学的に妥当な行為ではなく、危険でありうると考えられています。

悍ましい行為で怖いですね。
ちょっと考えればこれが危険な行為だと気づきそうなものです。

 

危険性について

電解質異常や、挿入時の直腸粘膜損傷に起因する敗血症で副作用、すなわち感染、大腸炎、
多菌性の胃腸炎、心不全を起こしたとされる海外での死亡例の報告もあります。

コーヒー浣腸による電解質異常は重篤ならば死に至る可能性ある。
注入があまりに急速だったり、熱すぎたりすると直腸穿孔(腸に穴が開く)やヤケドを起こしうる。

直腸穿孔は非常に危険です。穴が開けば100%救急車で病院行き、最悪は死亡に至ります。

潰瘍や糜爛(びらん)や炎症が全くなくても、穿孔を引き起こす人がいます。
それはステロイドや鎮痛剤といった薬を長期間服用している人です。
ステロイドは強い薬なので医師が厳格に管理しますが、鎮静剤は、頭痛、関節痛、生理痛などの人が
服用するいわゆる「普通の薬」です。それが原因で穿孔になるので、注意が必要です。

どれだけステロイドが恐ろしいか理解できるかと思います。

腸は弾力性があり、腸壁は何層にもなっていて強度があります。
とても丈夫な「素材」に、穴を開けることになる行為は避けなければいけません。

 

確認された被害事例

・40代女性が「1年半ほど使用、自力排便ができなくなった。

・医師の診察を受けたら『腸がむくんで機能していない』と言われた。

・さらに30代女性は「下痢が1か月続いた」。

 

怖すぎます・・・。言葉も出ませんね。

腸の大切さを全く解ってないとこうなってしまいます。

肛門から大量の異物を流し込むわけですから、本能的に腸は即異物と判断し外へ出そうとします。
これで便秘が治った、すっきりした。と勘違いするわけですから大変です。

タチが悪いのはこれを他の人に宣伝する人です。

本物のデトックスやファスティングを熟知している人は呆れてものが言えないと思います。

笑いのネタにもなりません。

私はデトックスとファスティングの研修などに何度か参加したことがありますが
参加されている女性は年齢は違えど、皆とても綺麗で若々しい方ばかりでした。

正しい方法での健康美の構成でアンチエイジングされているのだと感じましたね。

 

『お通じが良い』とは

これも勘違いしている人が多いので説明しておきたいと思います。

 

(よくある一例)

・朝に食パンと牛乳を飲むとすぐトイレにいく(下痢・軟便)からお通じが良い。

→拒否反応を起こしてるだけです。

・朝にヨーグルトを飲むとすぐトイレに行く(下痢・軟便)からお通じが良い。

→拒否反応を起こしてるだけです。

・2-3日に1回、大便を出すからお通じが良い。

→1日1-2回、出せるのをお通じが良いといいます。

 

ファスティングをしている人は、1日に1-2回の大便の排泄は普通です。

しかもバナナ状の便が2-3本出る人が多いと聞きます。

 

あまり食べないのに、なぜそんなに?と思われるかもしれませんが、
腸の負荷が無くなり本来の機能をはたすからです。

ファスティングをしている女性は、これに気づき実践しているから美しい人が多いのも納得できます。

『身体に良いものをバランスよく適量食べ、デトックス効果を得て、不要なものを確実に対外へ排泄する』

これこそが最強のアンチエイジングなのです。

 

とにかくコーヒーエネマ(浣腸)は絶対にやってはいけません。

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