今回はステロイドによって潰瘍性大腸炎が悪化する事実をお伝えします。
はっきり言いますと、医者のいう通りにステロイドを使用したらだめです。
ステロイドは救急医療用の薬で、事故現場などで傷口からの感染を防いだりする際は
ものすごい効力を発揮します。
定期的に摂取するものではないことを理解しましょう。
まず一刻も早くステロイドからの離脱をしなければいけません。
潰瘍性大腸炎からステロイドを使用する流れ |
①肛門から下血
②消化器内科にて内視鏡検査(生検)
③潰瘍性大腸炎と診断される
④『サラゾピリン』『ペンサタ』『リアルダ』にて治療
⑤必要に応じて入院されられ、治療を受ける
⑥退院して下血が再発し再入院。
⑦治まる→再発→治まる→再発を繰り返す
以降⑥と⑦を繰り返す、(*自宅療養でも同じです)
次第に医師からの投薬の量が増え、使う薬もより強力なものへシフト
ステロイドの登場というわけです。
そこまで下血してないのに、早い段階でステロイドで治療しようとする医師もいます。
自律神経免疫療法とは |
自律神経免疫療法
白血球を調整している自律神経を刺激して白血球のバランスや働きを整えていく治療法です。
潰瘍性大腸炎の人のほとんどが、
<交感神経緊張→顆粒球増多→血流障害・組織破壊・リンパ球現象>という流れで発症します。
治癒迄の時間は個人差がありますが、慢性病に対する治療効果は絶大なものです。
ある患者の例)
(自律神経免疫療法を受ける前の数値)
白血球数6997個/㎣、顆粒球86%、リンパ球12%実数769個
これは自律神経が明らかな交感神経緊張状態にあることを示しています。
服用している薬は交感神経緊張状態にあったので薬の服用を中止。
週1のペースで自立神経免疫療法を行うと数値に変化がみられます。
初診時(白血球数6997個/㎣、顆粒球86%、リンパ球12%実数769個㎣)
3日後(白血球数4460個/㎣、顆粒球57.6%、リンパ球25.6%実数1142個㎣)
それから、変化が起きます。
白血球数9330個/㎣、顆粒球75.0%、リンパ球8.0%実数746個㎣
このリンパ球の変化には理由がありました。
交感神経が過度に緊張し、顆粒球増多が起こっていることを患者に話をすると
『下血が止まらないので不安になり、先生には内緒で2週間ステロイド剤を服用していました』と教えてくれたそうです。
これまでのブログでもお伝えしてきましたが、副交感神経を優位にしなければいけないのに
ステロイドを服用したことにより数値が逆方向に傾いていることは明白です。
そこからステロイドを脱却させ、再び自律神経免疫療法の治療を続けたところ腹痛も下血も完全に消失。
顆粒球51-59%、リンパ球25-29%実数1000-1200個㎣を推移。
ここに達するまでに90-120日かかります。
症状がなかなか消えないと不安になって隠れて薬を服用したりしている間は下血と下痢は永久的に起きます。
なかなか難しいもので、自律神経免疫療法だけでもダメですし同時にバランスよくやることによって
この潰瘍性大腸炎は完治するのです。
消炎鎮痛剤(サラゾピリン・ペンサタ・リアルダなど)は使いすぎると腰痛が発生悪化します。
免疫力をアップするには |
①睡眠時間を7-8時間とる
②身体を温める(入浴する)
③食生活(ミネラル・ビタミン・酵素・食物繊維)をしっかり摂る
④水を1日2ℓ飲む
⑤快便 1日1-2回が望ましい(出すことによりデトックス)
これらは、治療と同時に同時にやる必要があります。
このブログでもお伝えしてきた内容をさらに細かく記載してあります。
どんな商品を使えば良いのか、どんな食べ物を食べるのか、どんな水を塩を使うのか。
ただこれらを知るだけではなく、実践と継続が重要です。
潰瘍性大腸炎を完治させる式は、1つ欠けても成り立ちません。
*全てのブログ記事にもたくさんのヒントを載せています。
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