今回は老廃物や有害物を出して(デトックス)、病気を治す方法をお伝えしたいと思います。
老廃物・有害物を出し切るためには、体温を上げ血行・血流をよくすることが重要です。
以前にも記事を書いたのですが、一番手っ取り早い方法は『入浴』です。
入浴方法によっては『アンチエイジング』につながりますので、入浴を楽しみながら工夫すると良いでしょう。
最近多い低体温化・生活習慣病の低年齢化の一因は、入浴せずシャワーで済ませるところにあります。
潰瘍性大腸炎の人はすごく大事なので是非実行してみてください。
効能① 温熱作用で血行がよくなり、排泄を促進する |
入浴すると、温熱による血管拡張作用で血行が促進され、内臓や筋肉への酸素供給や栄養補給が増す。
腎臓や肺からの老廃物や有害物の排泄も促進され、血液がきれいになります。
効能② 皮膚がきれいになると皮脂や汗が出やすくなる |
入浴し、身体を洗うことで皮脂腺、汗腺などの分泌物の汚れがとれ、皮脂や汗の排泄がスムーズになる、
したがって血液が浄化される。
効能③ 水圧の力で腎臓血流量が増え、尿が出やすくなる |
湯舟に浸かると、下半身は静水圧(水の重さ)で圧迫されます。
下半身にある血液が心臓へ還流しやすくなり心臓の血液拍出量も多くなります。
腎臓の血流量も増え、排尿が増し、血液がきれいになることにつながる。
効能④ 体温上昇で免疫機能が上がり、血液中の老廃物が処理される |
入浴して体温が上がることにより、血液中の白血球の貪食機能が増す。
*貪食機能とは・・・・白血球という細胞が細菌や異物を細胞の中にとり込んで溶かしてしまうこと。
血液中の老廃物が処理され、血液がきれいになります。
また体温の上昇が血栓を溶かすプラスミンという酵素を増加させて血栓を予防する効果ももたらします。
効能⑤ 心地よさで脳内ホルモンが分泌され尿も汗も出やすくなる |
入浴すると脳から快感ホルモンのβ-エンドルフィンが分泌される。
すると交感神経の緊張がとれて、副交感神経の働きがよくなり血行がスムーズになり、体温が上昇します。
そして、排尿・発汗が促され、血液がきれいになる。
安全で効果的な入浴法 |
より多くの排泄(発汗)を促すにはどのような入浴方法が効果的なのかをお伝えします。
『熱めのお湯』(42℃以上)
交感神経を刺激します。
①血圧を上昇させる ⇒ 低血圧の人に効果的
②神経を興奮させる ⇒ 寝起きの悪い人に効果的(朝風呂)
不眠症の人には不向き
③胃液の分泌を抑制する ⇒ 胃腸病、胃酸過多の人に効果的
『ぬるめのお湯』(39℃以下)
副交感神経を刺激して身体をリラックスさせます。
(潰瘍性大腸炎の人はこれが重要です)
①血圧を低下させる ⇒ 高血圧の人に効果的
②脈拍を低下させる ⇒ 疲れやバセドウ病の人に効果的
③精神をリラックスさせる ⇒ 不眠症、ストレスの多い人に効果的
④胃腸の働きをよくする ⇒ 食欲不振、胃腸の弱い人に効果的.
入浴中・入浴後も自分に合った、お湯の温度で入浴するのが一番よく発汗、排泄を促して
『出す』健康につながっていきますので是非継続していただければと思います。
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