今回はタンパク質についてお伝えしたいと思います。
『肉を食べなければスタミナがつかない』
ほどんとの人は、肉や魚を食べなければタンパク質が摂れないため
筋肉もつかないと思い込んでいるのではないでしょうか
人間の身体を構成しているタンパク質がつくられるまで |
タンパク質を食べることによって、タンパク質がつくられるわけではありません。
食べ物の中に含まれているアミノ酸によってつくられるという事。
肉や魚を食べたからといってタンパク質にはならないのです。
タンパク質は体内で消化され、アミノ酸に分解されようたく身体が必要としているタンパク質を合成することが可能になります。
肉や魚のタンパク質にもアミノ酸は含まれていますが調理などで熱を加えると破壊され凝固してしまいます。
これではアミノ酸としての役割を果たせなくなるのです。
加熱した肉のタンパク質は有害なものとして体内に残る |
この有害と化けたものを排泄するのにダメージを負うことになります。
消化するのに12-24時間もかかってしまうのです。
身体の浄化のためにエネルギーを大量に消耗し体重も増えてしまいます。
肉や魚のアミノ酸を有効にとるには生で食べるしかありません。
しかし一般的には毎日食べることができる人は限定されてしまうでしょう。
現実的ではありません。
必須アミノ酸を含む最強の食べ物とは |
アミノ酸は23種類あり、15種類は体内で合成可能。
8種類(必須アミノ酸)は食べ物から摂取する必要があります。
この8種類をバランスよく、万遍なく摂取できる食品があります。
果物、野菜、ナッツ類、豆類、種子類 です。
(可食部100g当たり)
食品名 | タンパク質 | 食品名 | タンパク質 | 食品名 | タンパク質 |
バナナ(乾燥) | 3.8 | グレープフルーツ | 0.9 | 大麦(米粒麦) | 7.0 |
アボガド | 2.5 | ミカン | 0.7 | 大麦めん | 4.8 |
バナナ(生) | 1.1 | リンゴ | 0.2 | 小麦(国産、生、玄麦) | 6.5 |
メロン | 1.1 | ブナジメジ(ゆで) | 2.7 | 玄米(炊き) | 2.8 |
オレンジ | 1.0 | エリンギ(生) | 3.6 | 白米(炊き) | 2.5 |
キウイ | 1.0 | マシュルーム(ゆで) | 3.8 | 赤飯 | 3.9 |
サクランボ(国産) | 1.0 | 生ワカメ | 1.9 | はとむぎ(精白生) | 13.3 |
ライチ(生) | 1.0 | ヒジキ(干し) | 10.6 | アマランサス(生) | 12.7 |
イチゴ | 0.9 | 焼のり | 2.3 | そば(ゆで) | 4.8 |
*ナッツ類は脂質も多いので食べ過ぎ注意
食品名 | タンパク質 | 食品名 | タンパク質 | 食品名 | タンパク質 |
チンゲン菜(生) | 0.6 | にんじん(皮むき ゆで) | 0.6 | カシューナッツ | 19.8 |
ホウレンソウ(生) | 2.2 | だいこん(皮むき ゆで) | 0.4 | ひまわりの種(フライ) | 20.1 |
ブロッコリー | 3.5 | たけのこ(ゆで) | 3.5 | かぼちゃの種(煎り) | 26.5 |
大根菜(生) | 2.2 | ナス(生) | 1.1 | ||
よもぎ(ゆで) | 4.8 | れんこん(生) | 1.9 | ||
サラダ菜(生) | 1.7 | しいたけ(生) | 3.0 | ||
リーフレタス | 1.4 | しいたけ(ゆで) | 2.4 | ||
サニーレタス | 1.2 | くるみ(煎り) | 14.6 | ||
ワラビ(ゆで) | 1.5 | アーモンド(乾) | 18.6 |
日本食品標準成分表より抜粋
100g当たりの栄養価を野菜と動物性食品で比較すると、ブロッコリーのほうがサーロインステーキよりも
5.6倍もタンパク質は多く、カルシウムは約203倍、マグネシウムは約26倍です。
マグネシウムに注目してみましょう。
マグネシウムは全身の細胞が使う代謝酵素を活性化させるのに必要で、この代謝酵素が無ければ傷ついた臓器を修復することもできません。
だからといってサプリメントで摂取しようとするのは間違いだということを忘れないでください。
サプリメントは1粒の99.8%以上が悪質な添加物。飲めば腸内環境は100%悪化します。
最後に、野生のゴリラのお話。
あの化け物級の握力、筋肉は野菜と果物で作られています。
ゴリラは肉は食べませんから。
クローン病・潰瘍性大腸炎・アトピーの方は、野菜中心の食事がどれだけ大事か気付くべきです。
一生薬漬けのまま腸を破壊するか、完治するか。
決めるのはあなたです。
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