薬害『潰瘍性大腸炎を難治化させる原因』

今回は潰瘍性大腸炎を難治化させる原因についてお伝えしていきます。

基本的な部分から説明していきます。

 

潰瘍性大腸炎とは

大腸の粘膜にびらん(ただれ)や潰瘍ができる症状です。
(死ぬまで患う病気と言われていますが私は完治しましたので、死ぬまで患う病気とは言えません)

下痢・血便から粘液や膿が混ざった粘血便、下部腹痛、発熱、貧血、体重減少などが現れます。

これらの症状は、よくなったり(寛解)悪くなったり(再燃)を繰り返します。

再発は避けられず、生涯にわたって医療管理をする必要があることから、厚生労働省によって1975年に難病(特定疾患)に指定されました。

患者数は年々増加しております。

 

なぜ患者数が急増したのか、この病気を難治化させている原因は何なのか

答えは、誤った治療法による薬害です。

これを見た人は、『医者が言ってるのだから従うべきだろう』『薬のせいだなんてありえない。

こういう風に全世界の99%の人は思うのではないでしょうか?

医者の言う通りにやって治らないのに何年間、医者の家畜になれば気が済むのか疑問に思います。
すでに答えは出ています。その答えから目を背け、欲求をおさえきれない人が今も潰瘍性大腸炎を患っている人です。

すでに治って完治している人は病院へも行かず、薬を止めている人です。

交感神経の緊張状態が招いた顆粒球の組織破壊です。
増加した顆粒球は死ぬ間際に大腸の粘膜にたどり着き、活性酵素を放出して粘膜を傷つけます。
その結果、粘膜にびらんや潰瘍が形成されるのです。

潰瘍性大腸炎患者の血液を検査すると、正常範囲を大幅に超えた顆粒球が認めらます。
(顆粒球50-65%→65-90%範囲内)(リンパ球30-45%→30%以下)

 

修復される仕組み

生体にはストレスで生じたダメージを修復し、身体を治そうとする力が備わっています。

特に若い人はこの力が旺盛で、交感神経に傾いている自律神経の針を副交感神経側へ一気に引き戻し
蠕動運動を促して大腸に詰まった内容物を下痢という形で排泄しようとします

つまり下痢が起こるのは生体が治ろうとする反応が始まったサインといえます。
副交感神経が優位になると血管が拡張して血流も回復し傷ついた粘膜の再生が促進されます。

その過程で知覚神経を過敏にして痛みを起こすプロスタグランジンというホルモンの産出が高まるため腹痛が起こります。
加えて顆粒球の死骸である膿を排出するために粘血便も出てきます。

潰瘍性大腸炎の一連の症状はすべて組織を修復するプロセスで生じる治癒反応なのです。

私も下血が止まる前はこのような症状が起こりました。

しかしながら殆どの人は不安になり薬を飲んでしまう。
修復される機会を薬で抑えてしまい、またゼロへ戻してしまうのです。

 

難治化させているのは治療薬

現代医学は潰瘍性大腸炎の症状を、悪玉と決めつけ、
下痢や腹痛を抑える目的で消炎鎮痛剤や炎症を抑えるためにステロイドを使用します。
*消炎鎮痛剤(ペンサタ・サラゾピリン・リアルダ・アサコールなどの腸溶性アミノサルチル酸)

これらは交感神経を緊張させて治癒に必要なプロスタグランジンの産出を抑制します。

顆粒球も増え活性酸素による組織破壊が拡大するため症状はさらに悪化してしまいます。
顆粒球の増加が原因で起こるものに、さらに顆粒球を増やす治療を行えば、難治化するのは当然です。

潰瘍性大腸炎と同様の経過をたどって難治化しているのがクローン病です。

こちらも若年層に多くみられる疾患で患者数は増加しています。

小腸を中心とする消化菅の粘膜に炎症が起こり、潰瘍ができたり、
消化菅の内腔が狭くなったり、腸壁に穴が開く病気です。

発熱・腹痛・下痢・血便・体重減少などの症状を伴います。

小腸はリンパ球のテリトリーで、顆粒球は侵入することができません。
そのため小腸にすみ着いているマクロファージが炎症を起こします。

治療で使われる薬は、さきほど挙げた消炎鎮痛剤、ステロイド剤のほかに免疫抑制剤(アザニン・イムラン)が用いられます。

 

薬を止めることが治癒の第一歩

潰瘍性大腸炎、クローン病ともに薬を止めることが治癒への第一歩になります。

炎症の勢いが強く、患部の狭窄(狭くなること)が進んでいる場合は一定期間薬を使用するのもやむえません。

食事がとれるようになったら、なるべく早い段階で服用を止めましょう。

薬を止めると今まで抑えていた症状が一気に吹き出します。
初めの2~3日は激しい下痢や腹痛が起こりますが、これを過ぎると一週間ほどで炎症は治まります、
脱水症状がおこらないよう、水分を十分に補給することが大切です。

ステロイド剤を使用している人は、使用期間に応じて半年~1年の間に何度かリバウンドを繰り返します。
症状も激しいので医師の管理下で一ヵ月程度かけてゆっくりと薬をへらすようにします。

薬を止めると症状が悪化するのではなく、回復に向かっていることを理解しなければなりません。
継続しなければ意味をなさないので強い意志を持って取り組みましょう!

 

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