食品業界ウラ話『成形肉で丸儲け』

今回は食品業界の裏事情をお伝えします。

随分前にこれを知ってから食べれなくなってしまいました

こんなものを食べさせていたのかと怒りさえ覚えました。

利益のため平気で子どもに食べさせるようなことをしているのが実態です。

 

成形肉の流通について

チェーン店やファミリーレストランなどで使われるステーキやビーフカツなどの肉が、
格安で提供できる理由を考えてみましょう。

同じメニューを2つ注文しても、、、
出てきたものはまったく同じ形になっています。
これは100%『結着肉』です。

結着肉とは、くず肉を結着剤という添加物で繋ぎ合わせたものです。

その中身も全部が牛肉かどうか疑わしいものですが、
結着剤でつなぐことで形が均一の『成形肉』となります。

名のあるホテルでも成形肉は普通に使用されています。

焼き肉店でも成形肉は使用させています。
カルビ・ハラミ・タンにも成形肉はあるのです。

脂肪分の多いカルビなら、別の肉から取った牛脂だけをあとから注入してカサ増しして結着させることがあります。

牛の横隔膜を貼り合わせて使ったりもします。これらは一般の消費者には見分けることはできません。

 

 

結着剤の定番(リン酸)について

肉を結着させるために使用される結着剤には、
リン酸塩という食品添加物が使われることが多くあります。
リン酸塩は肉の退色を防止したり、弱アルカリ性で肉を日持ちさせたりする効果があります。

このリン酸塩をたくさん摂るとカルシウムの吸収が悪くなり、
骨がもろくなる恐れがあります。とくに子どもには注意が必要です。

成形肉が怖いのはどこの部位が内側に入っているかが解らないことです。

どんなに品質の良い肉でも表面には菌が付着しています。
表面を加熱することで菌は死滅するので問題ありません。
ですからレアステーキは内側が生でも外を加熱することで食べられるのです。

もし成形肉の内側に菌が入り込んでいたら大変なことになります。
安価な肉を食べるような事があれば、きちんと加熱して食べることを心がけましょう。
もちろん食べないことに越したことはありません。

 

みんな大好きサイコロステーキ

サイコロステーキは1つひとつが小さくて中の部分がわかりにくいため成形肉が使われやすいメニューです。

スーパーでも生でサイコロ形の肉が販売されています。
あまりにも安すぎるものは避けましょう。

私は以前に安いサイコロステーキを購入し焼いて食べたところ
全く美味しさを感じなかったことを覚えています。
あれは成形肉だったのだと思います。

激安店に行くなということではありません。

激安店ののメニューにもよく見ると激安メニューと並んで少々値段は張るものの、
成形肉ではないちゃんとした肉を使ったメニューが並んでいることがあります。

避けるべきは激安店で激安メニューを頼むことです。

 

潰瘍性大腸炎の人はもちろん食べないようにしましょう。
こういった部類の肉は、完治した私でも一口も食べる勇気がありません。

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